汚部屋の基準とは?セルフチェックで危険度を診断!脱出方法も解説

具体的にどのような状態が汚部屋と判断されるのでしょうか? 一つの目安となるのが、「床が見えない」状態です。 床全体が物で覆われ、歩くスペースを確保するのも困難な場合は、汚部屋と言えるでしょう。 また、「悪臭がする」ことも重要な指標です。 生ゴミやカビ、ホコリなどが原因で、不快な臭いがする場合は、衛生状態が著しく悪化している証拠です。 さらに、「害虫が発生している」場合も深刻な状態です。 ゴキブリやダニ、ハエなどが大量に発生している場合は、早急な対策が必要です。 これらの状態に加えて、「片付けたい気持ちはあるのに、なかなか行動に移せない」「物を捨てることができない」といった心理的な要因も、汚部屋化を加速させる要因となります。 セルフチェックで危険度を診断してみましょう。 以下の項目にいくつ当てはまるか数えてみてください。 1. 床が見えない部分がある 2. 3ヶ月以上開けていない郵便物がある 3. 洗濯物が Mountainのように積まれている 4. 賞味期限切れの食品が多数ある 5. ゴミ箱からゴミが溢れている 6. 同じ物がたくさんあるのに、また買ってしまう 7. 収納スペースはあるのに、活用できていない 8. 掃除機をかけるのが月に一度以下だ 9. 人を家に呼べない 10. 何かを探すのに時間がかかる。 0~3個の場合は、比較的整理整頓された状態と言えるでしょう。 4~7個の場合は、注意が必要です。 少しずつ片付けを始めることをおすすめします。 8~10個の場合は、汚部屋の可能性が高いです。 早急な対策が必要です。 汚部屋から脱出するためには、まず、「なぜ汚部屋になってしまったのか」原因を究明することが重要です。 ストレス、多忙、完璧主義、ADHDなど、様々な要因が考えられます。 原因を特定することで、効果的な対策を立てることができます。 次に、具体的な目標を設定しましょう。「3ヶ月後には、友達を呼べる部屋にする」「週に一度は必ず掃除をする」など、達成可能な目標を設定することで、モチベーションを維持することができます。 そして、片付けを始める際には、完璧主義にならないことが大切です。 一度に全てを片付けようとせず、少しずつ、できる範囲で進めていきましょう。 また、家族や友人、専門業者など、誰かのサポートを得ることも有効です。