かつてゴミ屋敷に住んでいた私が、そこから脱出し、二度とリバウンドしないために実践している掃除術をお伝えします。ゴミ屋敷だった頃の私は、片付けが苦手というよりも、むしろ「片付けられない」状態でした。物が捨てられず、気づけば足の踏み場もないほどゴミが溢れかえっていました。そんな私が変われたきっかけは、「小さな成功体験」を積み重ねることでした。最初から完璧を目指すのではなく、まずは「1日15分だけ片付ける」という目標を立てました。そして、その15分間は、必ず何か一つ物を捨てる、または元の場所に戻すというルールを設けました。次に、物の住所を決めることを意識しました。全ての物に定位置を作り、使ったら必ず元の場所に戻すように心がけました。これが習慣化されると、物が散らかりにくくなり、部屋が自然と片付いていくようになりました。さらに、物を増やさないための工夫も重要です。衝動買いをしない、本当に必要な物だけを買う、不要な物はすぐに処分するなど、物を増やさないためのルールを設けました。また、定期的に不用品を整理する日を設けることで、物が溜まりにくくなります。そして、リバウンド防止のために最も重要なのは、習慣化です。掃除や片付けを習慣化することで、常に綺麗な状態を維持することができます。また、掃除のモチベーションを維持するために、好きな音楽を聴きながら掃除をしたり、掃除が終わった後に自分へのご褒美を用意したりするのも効果的です。ゴミ屋敷から脱出するためには、根気と工夫が必要です。焦らず、ゆっくりと、自分に合った方法を見つけて、理想の住まいを実現してください。